インリアルアプローチの勉強会☆ことのは2編☆
こんにちはことのは2号館です。
最近ことのは2号館では
インリアルアプローチの勉強会を行いました
インリアルアプローチ、みなさんご存知でしょうか??
インリアルアプローチとは、聞く立場の人が良い反応をすることで言葉とコミュニケーションの発達を促そうと言う考え方から生まれた方法です。
具体的に言うと
7つのテクニックがあり、ことのはではこの7つのテクニックを意識しながら療育活動を行っています
そのテクニックとは、、、
①
ミラリング:子どもの行動をそのまま真似する
②
モニタリング:子どもの声や言葉をそのまま真似する
③
パラレルトーク:子どもの気持ちや行動を言語化する
④
セルフトーク:大人の気持ちを言語化する
⑤
リフレクティング:正しい音や言葉を聞かせる
⑥
エクスパンション:言葉を加える(子どもの言葉を広げる)
⑦
モデリング:大人が新しい言動のモデルを提示する
といった技法があります。
例えば
公園で楽しそうに遊んでいる時には「楽しいね」と③パラレルトークをしてみたり、
バッタを捕まえて子どもが「見てバッタ」と見せてくれた時には、
「やったねバッタ捕まえたんだね」と③パラレルトーク⑥エクスパンションをしてみたり
おままごと中にハンバーガーを「パン」と言っている時は、
「そうだね、ハンバーガーだー」と⑤リフレクションをしてみたり、
(リフレクティングのミソは「違うよ」ではなく「そうだね」です否定せずに正しい音を聞いてもらうだけで十分です)
ワニのおもちゃでお友達同士遊んでいる時には
「〇〇も押してー」「次僕の番だよ」等、⑦モデリングを行い真似して言ってもらう事で、こう言う場面ではこう言えば相手の子に伝わりやすいな、と感じてもらえるように提示をしてみたり。
一見遊んでいるだけ?と言う活動の中でも、このインリアルアプローチをその子の段階に合わせて提示し、言葉の発達を促しています。
ちょっとしたコツで言葉の発達を促す事ができますので、ご自宅でもぜひ取り組んで見てください
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